Works


作品紹介

配信されている作品をご紹介します。配信作品の画像は描き下ろしイメージイラストです。

実際の配信作品の表紙とは異なりますのでご注意下さい。

『シンデレラの姉』

庭付き一戸建ての家庭に嫁いだ妹を羨み、なり替わりたいと思う姉の企みは成功するが、手に入れたのは予想と違う現実だった。さらに妹を追い詰める身勝手な姉に、妹の怒りが爆発する。

 

「波瀾万丈の女たち」Vol.32収録。

 

Amazonhontoまんが王国他にて配信中。

『私はブスでもシンデレラ』

ブスミとあだ名をつけられ裏サイトでいじめられた女性が家事代行サービス

から派遣された社長宅で、ひそかに恋した主人の妻は、かつていじめた同級生だった。悪妻のいじめに耐えて幸せをつかむシンデレラストーリー。

 

WEBコミック「ブスですけど何か?~整形マジック、友彼を寝取り、逆襲完了!」2。

 

単話版、作家3人合本版配信。企画、作品タイトル、合本版タイトルは編集部。

コミックシーモアAmazon楽天Kobo他にて配信中。

 

『激ブスが偽装結婚してみたら』

いじめられ職場でもモラハラを受け男性を拒否していた女性が、母親の病気をきっかけに全力で婚活した意外な結果は?

 

WEBコミック「ドブスの花道~ブスだって恋や結婚してみたい!!~」3。

単話版、作家4人合本版配信。企画、作品タイトル、合本版タイトルは編集部。

Amazonhontoまんが王国他にて配信中。

『妄執ストーカーの悪夢』

誰かにつきまとわれている不安、夫の女性関係への不信感に苦しむ妻。問い詰めて夫から打ち明けられた真相は、予想外のものだった。

 

WEBコミック「醜悪!~ドロ沼不倫~婚活ブスとストーカーと尻軽女」2。単話版、作家3人合本版配信。企画、作品タイトル、合本版タイトルは編集部。

コミックシーモアAmazonhonto他にて配信中。

 

 

『顔』

顔はきついが自己主張のできない女性が、上司の男性に顔を嫌われて正当に評価されず、理不尽な嫌がらせを受ける。女性は容姿に被害妄想を持ちすぎるという批判を恐れて黙っているうちに事態はさらに悪化していく。

 

WEBマガジン「女たちのサスペンス」Vol.25収録。

Amazon楽天KoboBooklive!hontoBOOKWALKER  他にて配信中。

 

 

『ブログ中毒 電磁波過敏症の女』

家庭でも職場でも電気製品に囲まれ、ブログに嵌まりパソコン、スマホを使い続けた主婦が、突然激しい頭痛に襲われ電気製品に近づけなくなる。電磁波過敏症の患者に取材し、その深刻な症状と回復までを描く。

 

WEBマガジン「家庭サスペンス」Vol.1上収録。

Amazon楽天KobohontoBOOKWALKER  他にて配信中。

『人でなしほど不倫に走る』

夫がセクハラで解雇。ネットで相手の女性を調査した妻は、彼女の裏アカを見つけ濡れ衣を晴らすが、裏にさらに隠された夫の秘密があった。裏切られた妻の考えた報復とは?

 

WEBコミック「[公開]SNS[処刑]~勘違い女がハマった見栄っ張り地獄~」2。

単話版、作家3人の合本版配信。企画、作品タイトル、合本版タイトルは編集部。

Amazonまんが王国コミックシーモアhontoBOOKWALKER  他にて配信中。

 

 

『新興宗教に嵌まった母に育てられた私たち』

流産した母親に近づき、食事に誘い、心に入り込んだ女性は、宗教団体の信者。勧誘目的の優しさに騙され入信し、厳格な戒律、奉仕活動、献金に振り回され離婚。母親の狂信的な躾に苦しむ子供に救いの手を差し伸べたのは?

 

WEBコミック「でき損ないの母性~虐待児童の私が見た生き地獄」2。

単話版、作家3人の合本版配信。企画、合本版タイトル『でき損ないの母性~虐待児童の私が見た生き地獄』、単話版タイトル『新興宗教に嵌まった母に育てられた私たち』は編集部。

Amazonまんが王国コミックシーモアhontoBOOKWALKER  他にて配信中。

『女帝』

子供が成長しパートに出たプライドの高い主婦が、同僚のさぼりや浮気を許すことができず、独りよがりの正義感から介入して浮き上がり、しっぺ返しにあう。世間知らずのまま大人になった幼い正義感の暴走を描くコメディ。

 

WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.22(ぶんか社)収録。

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

 

『私じゃない』
結婚も決まり幸せの絶頂で、ブログを乗っ取られ会社を中傷する書き込みをされて誤解され、窮地に陥った女性が、犯人にした仕返しとは?

ネットの恐怖を描いたサスペンス。

 

WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.18(ぶんか社)収録。

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

 

 

 

『ブログ仕置人』

洋服も満足に買えない安月給の若い女子社員が、楽しみにしていたブログのコメント欄に殺人依頼の書き込みを繰り返される。いたずらと思っていたが、報酬を前払いするという誘いに釣られ、相手に会ってトラブルに巻き込まれるサスペンス。

 

WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.16(ぶんか社)収録。

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

『幸福の魔術』

夫の浮気に悩み高校生の娘の将来を案じる母親が、政治家と親密な友人に娘の就職を頼むが、土壇場で裏切られ内定は反故にされる。しかし思いがけない人物が裏切りに報復する。娘の母親からの自立を描くサスペンス。

 

WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.7(ぶんか社)収録。

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

『憎しみの連鎖』

事業に失敗した父親の虐待に苦しみ、離婚後は極度の貧困でいじめを受けていた少年は、小遣いもなく金を得るため恐喝、暴行を繰り返す。暴力で他人を支配し傷つけて省みない彼はやがて重罪を犯す。

実在の殺人事件に基づき幼少時の虐待に始まる憎悪と暴力の連鎖を描くセミドキュメンタリー。プライバシーを守るため実在しない親戚の女性を語り手とし、名前、人物像、設定を変更。編集部企画。

 

「ストーリーな女たち ザ・虐待」(ぶんか社)収録。

実在事件、読者の虐待体験を漫画化した5人の作品を収録したアンソロジー。

「ザ・虐待」は配信に当たり編集部が新たにつけたタイトルです。私は落合恵子氏の「ザ・レイプ」、NPOセーブ・ザ・チルドレンを想起しました。一般的ではなく、ある特定の事件・事実を指し示す意味での「ザ」です。興味本位のタイトルではありません。

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

『ずるい女』

自立するためにアパートで共同生活を始めた高校の同級生2人だったが、仕事もチャンスも美貌の少女が手に入れる。しかし労せずして与えられる幸運に甘えていられる時間は長くは続かなかった。現代女性の兎と亀の物語。

 

WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.4(ぶんか社)収録。

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

『女の敵』

通勤電車で痴漢にあい、捕まえた男性は会社の同僚だった。しかし乗り合わせた先輩女子社員は濡れ衣だと主張する。社内トラブルを抑え上司の歓心を買うための嘘だった。被害者を傷つけ苦しめる女の敵は女。しかし嘘は自らを窮地に陥れる。

 

WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.3(ぶんか社)収録。 

Amazon楽天Kobohontoebookjapan  他にて配信中。

『友達じゃない!』

実話に基づくフィクション。

共にシングルマザーで親しくしていた女友達の1人が再婚、幸せをつかみ、もう1人は失業し生活に困窮する。乞われるままに友達として生活費を援助し、金欲しさにギャンブルに手を出し、夫の怒りを買い、家庭崩壊の危機に陥る。本当の手助け、友達とは何かを問うサスペンス。

 

牧村しのぶ単著。

この作品はコミックシーモアスマートフォン版のみで配信中。

 『凍った時間』

中学時代、卑劣ないじめを繰り返した同級生が殺害され、いじめによって仲を引き裂かれていた同級生たちが再会。止まっていた時間が動き出す。被害者、加害者、傍観者だった少女3人の心を描くサスペンス。

 

牧村しのぶ単著。

Boothにて配信中。

 

『初恋』

転勤の繰り返しで根無し草のように暮らす家庭の妻と娘の淋しさ、娘の同級生との淡い初恋とはかない別れを描く抒情作。

 

牧村しのぶ単著。

Boothにて配信中。

 

 『幸せな女』

幸福な結婚生活を送る主婦と、夫の裏切りで一方的に離婚を告げられ生活を破壊された女性の心のすれ違い、失われた友情。幸せに暮らしているかに見える女性には誰にも言えない過去の傷があった。心の機微を繊細に描く抒情的サスペンス。

 

牧村しのぶ単著。

Boothにて配信中。

 

『カナリア』

夫の暴力で離婚した母親の娘への執着と支配は、娘の結婚生活にも影を落とし、破壊しようとする。自立しようとあがく娘の葛藤を描いたサスペンス。

 

牧村しのぶ単著。

Boothにて配信中。

 

『トワイライト・クルーズ』

孤独な密室育児の果てに息子の成長が遅れ、追いつめられる母子。幼稚園で起きた事件で犯人と名指しされ、夫に心情をぶつけて真相を暴くために共に立ち上がる。家族の絆を描いた抒情的サスペンス。

 

牧村しのぶ単著。

Boothにて配信中。

 『誕生日』

母親の愛情を感じることができずに育ち、自ら母となっても子供を受け入れられない娘。誕生日に実家を訪れて母と再会し、過去を新たな目で振り返る感動作。 

 

牧村しのぶ単著。

BoothPubooにて無料配信中。

『主婦パート・サバイバル』  

家庭との両立が可能なパートを選んだはずが、予想外の残業に苦しみ、そのストレスからパート同士の職場いじめに巻き込まれる。女性の職場の人間関係を描いたサスペンス。

 

牧村しのぶ単著。

BoothPubooにて無料配信中。


仕事歴~少女漫画デビューからサスペンスまで

1987年 少女漫画 mimi Carnival

投稿時代の劇画風の絵を、担当編集者の指示で担当好みの人気作家の絵に似せて変えました。その甲斐あってデビューできましたが、既成作家の絵そっくりという読者の批判を受け、独自の絵を作ろうと1作ごとに模索しました。ストーリーも、自分の描きたい話で受けなければ白紙からの出直しです。何が描くかというテーマの選択から読者に受けるかどうかの戦いになります。受けないものを自由に描かせてもらえるわけではありません。読者アンケートがよくないと次の仕事はなく無収入が続き失業同然です。固定ファンに支持される先輩作家の壁は厚く厳しい時期でした。

今振り返ると、話以前に絵に神経を使いすぎた失敗もありました。それでも1年で5位、3位と順位を上げましたが「1位2位を取らないと、次の仕事がない扱いは変わらない」と言われました。

すぐトップに出られる即戦力が求められ、時間がかかるほど厳しくなります。私の場合はそうでした。

1992年 ヤングレディースコミック Be・Loveパイン

大手の看板雑誌の妹誌に掲載。この頃から年齢が上の女性読者に合わせて

大人風に変えました。「変な服を描くな、ファッション誌を参考にリアルな現代女性を描け」という編集者の指示もありました。それについては私自身も適切なアドバイスだったと思います。しかしネームもリテイク(直し)が多く、ベテランの壁は厚く、編集長の交代、雑誌の休刊に伴い、ヤングレディースコミック、その上のレディースコミックに営業、描く場を広げていきました。ヤングレディースコミックとレディースコミックの違いは、ヤングレディースが主に未婚読者を、レディースは既婚読者を対象にしていることです。仕事より結婚が幸せと考えている点は同じです。むしろ未婚は結婚願望が強く、シンデレラが好きで、既婚以上に甘い夢を求めています。結婚がゴールのラブコメはマンネリに見え、マニアには評価されませんが、メジャーの需要に応えないと通用しないのが現実だと思い知らされました。今でもハーレクインは人気があります。

1992年~93年 ヤングレディースコミック~レディースコミック Mints~Eleganceイブ

ヤングレディースコミックに掲載された占いの読み切りが好評で、大手の本誌でシリーズ化されました。絵は大人っぽくきれいに、を心がけ、ペンタッチも細く軽く変えました。この頃から占い漫画の注文ばかりになり、占い漫画家で生活していました。最初は編集者の企画でしたが、ネームは自力で、手相、タロット、気学を俄か勉強して描きました。読者は占いが好きで、その需要に応えることで仕事を続けることができました。ただの占い漫画ではなくストーリーにもミステリー色を出そうと苦心しました。

この時期やっと1年後まで予定を入れてもらえるプロになれました。

1993年~94年 ヤングレディースコミック SERIEミステリー

タロット占い師のシリーズです。初回からシリーズを想定し、設定は編集者の企画でしたが、ネーム他全て自力でやりました。仕事は厳しく消耗しましたが、面白くできた時期です。この作品はモニターの反応は好評だと聞きましたが、雑誌が休刊となり、別の雑誌を探します。占いの解説漫画の注文もありましたが、私はストーリーに力を入れたい、占い抜きで読者に通用するミステリーを描きたいと思うようになっていました。その当時活躍中の女性ミステリー作家の作品に刺激され、本を読んでミステリーの手法を勉強しました。しかし占い漫画も、その後たまに読み切りで描いています。

1997年 レディースコミック ミステリーLa comic

病気で1年間休筆し、故障した右腕のリハビリをしながら、占いなしで描ける場所を探し、ハッピーエンドとは違うリアルなストーリーで売っている雑誌に持ち込みました。予定調和でなく納得がいけば悲劇でもいいという編集方針が異色でした。同じ編集プロダクションの複数の雑誌に女性心理サスペンス、辛口ホームドラマを描き始めました。この時期以降の作風がほぼ私の漫画の印象になっていると思います。絵については、病気、腕の故障で画力が落ち、回復に時間がかかりました。可愛さ、美しさでは足りず、現実感と暗い感情の表現が課題でした。

2001年 レディースコミック 家庭ミステリー

人物によって顔を描き分けるようになりました。この作品は可愛い女性ときつい顔の女性の、外見と内面の落差を描いて好評でした。外見と内面の違いまで意識して人物を描くのが当然になっていました。新人時代と雲泥の差です。成長したというより、新人時代が不勉強だったいうことです。顔を描き分け、ストーリーも1作ごとに、どこかで読んだ話ではないものを描きたかったので、量産はせず、大手の仕事を断ることもありました。今となっては懐かしい、嫁姑辛口漫画ブームの忙しさでした。以後、ブログで書いてきた通り、レディースコミックに掲載していただいています。

レディースコミックに関するありがちな誤解は、女性向けのエロ漫画、です。確かに創刊当初の老舗の「YOU」は往年の少女漫画のスターがベッドシーンを見せ場にしたラブコメで復帰、他誌も追随しました。ストーリーを重視した「for Lady」が潰れたことが象徴的でした。しかしそこから人気作家、ヒット作も現れ、ストーリー重視の雑誌が増え、私が描き始めた90年代半ばには、ホラー、ミステリー、ホームドラマのレディースコミックが売れていました。当時はストーリー漫画の方がエロ漫画より原稿料が高く、ドラマ・映画化される大ヒット作も出ました。「ごくせん」も「本家のヨメ」も「ハッピー!」も「光とともに」も原作はレディースコミックです。

アダルトコンテンツがいくらでもネットで楽しめる時代に、エロ漫画は売れなくなります。原稿料もさらに安くなっています。今は主流は完全にストーリー漫画に変わっています。しかし大人ですから、生活の一部に男女関係もあるのが当然で、ことさら描写を避けているわけではありません。表現規制には反対しています。